noteからはてなブログに出戻りすることにした

しばらくnoteで記事を書いてたんですが、ちょっと思うところがあり、はてなブログに戻ることにしました。なんというか、はてなブログのほうが居心地が良いと言うか。

一言で言えば、noteは陽キャ向けのブログサービスなんだと思います。なので、世相に皮肉を言ったり、オタクカルチャーに言及したり、生々しいお金の話だったりは全然好まれず。能天気に「コレが楽しかった!」的な話には多くのいいね(note用語ではスキ)がつきます。

いや、はてな民が陰キャだと言うつもりはないんですが(笑)
noteにマイルドヤンキー感を感じてしまったのです。

僕は田舎育ちで、大学からはずっと都会で生活しています。
いまこの文章も都会のど真ん中で書いています。
そこで思うのは、やっぱり都会はいいな、と。

どうしても田舎って画一的な個性を求められるフシがあります。一方、都会はドライですが、どんな人間でも受け入れられる懐の深さがあります。

たとえば、外国人でもLGBTでも夜の仕事でも大丈夫ですし、新宿などならコスプレしたまま歩いていても違和感を感じません。イマドキの言葉で言えばダイバーシティがあるという感じでしょうか。

noteはみんな明るく、お互いを褒めあって、みんなで楽しもう!的なコミュニティです。それはそれで楽しくていいのですが、楽しくないことはイマイチ歓迎されないので、なんだか言いたいことが言えなくなります。つまり、運営が努力し過ぎていてキレイな世界なんですよね。

一方、はてなブログでは「みんなで楽しもう!」もありますが、「政府はクズだ!」みたいな言及も全然あります(笑)

んで、なんかエディタで社会を批判するような記事を書いた後、いざnoteへ投稿しようと思ったら躊躇ってしまったわけです。この記事ってコミュニティ的に違うんじゃないか、noteの運営はこんな記事を望んでないんじゃないかと。

そんな逡巡になんだか気疲れしてしまいました。さらにいえば、noteにはバックアップ機能がないので垢BANされたら終わりですし。

noteは素晴らしいサービスだと思うし、はてなブログに陰キャしかいないとかいうつもりは一切ないのですが、僕個人が感じた感想としては、

  • note = みんな大好き、田舎的
  • はてなブログ = ある程度なんでも許される、都会的
  • wordpress = 完全に自由、無人島

のようなコミュニティがあり、僕にははてなブログの方が水が合っていたというだけです。

よく各ブログサービスの比較記事で、noteにはこういう機能があって、はてなブログにはこういう機能があって的な記事を見かけますが、ブログには書き手と読み手がいるので、コミュニティの問題に帰結します。なので、コミュニティの合う合わないってけっこう大事なのかな、と思いました。

note自体は有料noteが売れたので残しておきますし、たまには投稿しようと思います。マイルドヤンキー的ではない記事ははてなブログで書いていこうと思います。

おわり。